【中遠地協】近隣施設視察研修「中部電力浜岡原子力発電所を視察!」
中遠地域協議会
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6月28日(金)、中部電力の浜岡原子力発電所の視察を行い、中遠地協から24人が参加しました。
中遠地協としては、直近では2018年に視察を行っていますが、当時からは多くの役員が入れ替わっているので、24人中21人が初めての視察となりました。
はじめに、原子力館で座学として日本のエネルギー事情や浜岡原子力発電所の概要・安全対策について説明を受け、その後、展望台・原子炉模型・防波壁模型をまわって詳しく学びました。
続いて、バスに乗って発電所構内に入り、防波壁・研修センター・5号機などを案内していただきましたが、当日は生憎の荒天で、バスから降りて防波壁を間近に見ることは叶いませんでした。
研修センターには「失敗に学ぶ回廊」というコーナーがあり、過去の事故から学んだ教訓や蓄積してきたノウハウを風化させることなく技術伝承していく取り組みがされていました。
ここには、水素爆発で破断した配管の現物が展示されていて、厚さ10mmもある鋼管が想像もできない形状に変形している様は、話を聞いたり文書を見たりしただけでは伝わらないことが一瞬で理解できたので、参考になりました。
今回の視察で、浜岡原子力発電所では、地震や津波など想定される事象への対策の他にも、人や車両の出入りも厳格に管理されていることが、あらためて実感できました。
最後になりましたが、今回の視察の窓口として対応していただいた中部電力労働組合浜岡原子力支部さん、ありがとうございました。