「労使コミュニケーション活性化フォーラム」開催報告
組織対策局
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【組織対策局】
2022年10月1日(土)
連合静岡は、下記日程にて「労使コミュニケーション活性化フォーラム」を開催しました。
■日時 2022年10月1日(土)13:30開会
■場所 静岡県男女共同参画センターあざれあ6F大ホール
良好なコミュニケーションをはかることは労働者と経営者の信頼関係を高めるために大切です。「労働者の幸せは企業の成長とともにある」といった観点から、労使自治にとって欠かせない『企業防衛』と労使にとって必要不可欠であり、重要なテーマのひとつである『賃金制度』のあり方に触れながら労使コミュニケーションの価値向上に向けた意識醸成を目的に開催しました。
第一部.基調講演「良好な労使コミュニケーションが企業防衛につながる」
講師:連合本部 東海ブロックオルガナイザー 小西一也氏
労使を取り巻く環境について、歴史的な背景を振り返り、さまざまな労働団体の実態について動画を交えてご講演いただきました。
第二部.特別講演「日本の労使を強くする賃金制度とは」
講師:法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、厚生労働省中央最低賃金審議会 公益委員 会長 藤村博之氏
法政大学教授の藤村博之先生には「賃金」という報酬の基準をどのように決めることが合理的なのか?従業員のモチベーションを高めるうえで、賃金の持つ意味をふまえ、従業員が元気になる賃金制度についてご提案いただきました。
会場となったあざれあ大ホールには、加盟組織の他、企業関係者や一般の方まで多くの参加者が講演を耳を傾けました。本フォーラムが日ごろの健全な労使コミュニケーションの在り方を考えるきっかけとなり、労使コミュニケーションの価値向上に向けた意識醸成につながることに期待します。